2.7.3

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 例えば電脳空間でしか話をしたことがない相手が居て、それが友人の友人で自分からは関係の薄い存在だったとして、果たして仲良くする必要があるのかどうか。私としては、仲良くというほどでもないが実際に会ったとしても差支えない程度に、礼節をわきまえて対するのが普通だと考える。ではそれが、出会う場合を想定する必要が無いほど、邂逅する可能性が限りなく低い場合はどうか。それでも私は、最低限の礼節は必要だと考える。実情はそんなことを気にする人間の方が少数な気がしており、私自身が古い人間なんだろうなと感じた次第。実際に最近あった出来事であり、気にしすぎだと言われた話。

 どこにでもあるだろうが、ある一定の大きさのコミュニティ内にある、異種排他的(実際はそんなことをするつもりは無く受け手の問題であろうが)な感覚が苦手だ。自分がスイッチを入れておかないとその中で居れる気がしない。そうなるとニュートラルな感覚で接することが出来ないためぎこちなくなる。何が言いたいのかというと、文頭の感覚で接すると距離を作ってしまうが、スイッチを入れて接すると非常に疲れる。つまり私がいかに人付き合いが苦手かということ。自身が変わった人間だと自覚しているので余計そう感じる。精神の成熟はまだまだだなと感じる。ただ、無理をしてそこに居場所を作るほど、そこに執着がないのが本音。